2015年2月4日水曜日

Los Lonely Boys / Heaven 今日の朝イチ音楽  母の老いに向き合う


 2004年に発表されたアルバム「Los Lonely Boys」からの選曲。

 ここ1ヶ月で、母の「老い」が大部進行してしまった。
 88才になる母には会社を設立するに当たっても世話をかけたし、色々と心配ばかりかけてきた。父と離婚して50才を過ぎてから事業を起こした母の努力と才覚には、本当に頭が下がるし尊敬してきた。7年前に自分で施設に入ることを選択している。

 元気な頃の母のイメージは、理知的で快活で自分に厳しく、でも涙もろい人だ。

それが今では、老いて認知症がすすみ、小生がどこか遠くに「逃げて」しまったという「妄想」にとりつかれていて、早朝になると携帯に電話をしてくるようになってしまった。母の部屋の電話はワンタッチで小生につながるように設定しているから、電話はまだかけることが出来るのだ。電話に出ると「どこにいる?」「私はどうなる?」と一方的に話をしてくる。「僕はどこにも出かけていないし、家で家族と一緒にいるよ」と話すと、一応は納得して電話を切る。でも、また2~3時間すると電話が鳴る・・・。
 母に会いに行って、何度も説明をするんだけど2〜3日するとまた同じ事の繰り返し。
正直早朝の電話は辛いし、何度も繰り返されるとついつい声も荒くなってしまう。調子の良いときは、まだまだ大丈夫だなと思うときもあるけれど、昨日、今朝の電話には、かなりめげてしまった。午後には、また母の所を訪ねてみよう。今できることは、時間があれば顔を出して、母を安心させることだけなのだろう。「介護」の重みに悲鳴を上げそうだ。
 
 
 

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