2012年4月17日火曜日

Natalie Imbruglia/Torn  今日の朝イチ音楽


1998年に発表されたアルバム「LEFT OF MIDDLE」からの選曲。日本でも大ヒットした曲で、当時CDショップの試聴版コーナーに並んでいて、ヒットしていたからということもあったけれど、インパクトの有るジャケットだったので衝動買いをした記憶があります。

今日の東京は、午前中は日が差しているけれど、夕方からは雨との予報。確かに、今も日が差したり曇ったりって感じ。夕方から雨なら、花壇の水やりはしないでも良いだろうと、花壇の手入れはサボり、早めに事務所へ。連れ合いが旅行に出ているので、ペットへの餌やり、花壇の手入れ、掃除洗濯、料理等々を日々こなしながら、大変だけど2週間の独身生活をそれなりにエンジョイしている次第。

夕方までに木曜日の会場打ち合わせ用資料作りを終わらせないと・・・

FBでシェアされた南相馬市市民の方のメッセージをご紹介します。FBではもちろん本名がアップされていますが、このブログでは匿名でご紹介します。非常に冷静なメッセージ、そして想いをご紹介したくてアップしました。


皆さんこんばんは。4月16日の夜です。
夜になっても、私は心中穏やかではありません。
警戒区域に指定されていた私の地元、南相馬市の小高区で、区域の見直しがされました。

お昼の投稿には、沢山の「いいね!」やコメント、シェア有難うございます。
重い内容なのに、30人以上の方がシェアにより拡散して下さいました。有難うございます。

今日から、我が小高区は、
「避難指示解除準備区域」
「居住制限区域」
「帰還困難区域」
の3つに再編です。

・・・とはいえ、家に住めるわけでもありませんし、
放射線量が減ったわけでもありません。
除染など全然していませんし・・・。

国は、この事件(事故ではない)を小さく見せること、
そして、避難住民に対する賠償を少なくすると勘繰られても仕方ないでしょう。

報道が、
警戒区域の「解除」・・・という伝え方をしているのも、
何かが改善したかの印象を与えています。

この決定に際し、私たちには双葉郡各町村が行ったような、事前の説明会など一切ありませんでした。
説明会が行われたのは、結論が決まってからで、
区域見直しの前日である昨日の段階でも、
遠方避難者に対し、その説明文書すら送付されていません。
住民の意思は全く反映されていない決定です。

双葉郡各町村では、説明会の際に、明らかに「区域見直し反対」を表明する住民が多かった。

よって、小高の場合も、もし、事前の説明会があれば、「区域見直し反対」の意見は多かったはずです。

勿論、見直しには良い面と悪い面の両面があります。悪い点だけではないのも私は認めます。

でも、このことと、行政が、住民の意思を尊重したプロセスを踏むこと、合意形成の努力を最大限にすること・・・これをないがしろにすることは別物です。

私は、明確に、今回の「警戒区域の見直しのプロセス」に対し反対し、かつ、今後検討される本解除の際に、私たち住民がちゃんと納得する形で、国や東電が説明責任を果たすことを強く求めます。

小高は私達の街です。
一部の偉い人が、
「こう決めたから、お前たちは黙って従え!」というようなやり方が許されていいはずがありません。

私は、対立の図式を望みません。特に同じ南相馬市民、同じ原発事件被災者の中での対立を望みません。
それでも、対立の図式がるとすれば、私たちが共に立ち向かうべきは、東電であり、政府でであるはずです。なのに、一体何をやっているのでしょうか?本当にがっかりです。


皆さんにお願いがあります。
今晩、または明日の朝、報道各社のニュースで、「警戒区域の解除」・・・と聞いても、何かが改善されて、良かった!・・・などとは決して思わないで下さい。

「解除になって良かったですね」・・・などと決して言わないでください。

今日の小高神社のしだれ桜はキレイに咲いていたけれど、こんなプロセスで自分の街がおかしくされて黙っていられない。

報道機関は、こんなことは絶対に伝えません。
「解除になって良かったね!」・・・そんなことを促すような報道も見たくもありません。

だから、私はこうして、皆さんにお伝えします!







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