2012年3月4日日曜日

悲しくなるニュース「避難の子どもを入園拒否」

ニュースを読んで、本当に悲しくてやるせなくなった。
特に、入園を拒否した保育園の姿勢に対して強い憤りを感じる。避難を余儀なくされたこどもとご家族の気持ちと状況について教育機関でもある保育園が、「他の保護者」にしっかり説明し対応しなくてどうするのか!
瓦礫処理の問題よりももっと深刻な事態だと思う。


<風評被害>福島から避難の子供、保育園入園拒否される 人権救済申し立て/山梨

毎日新聞 3月3日(土)8時55分配信
福島県からの避難者が東京電力福島第1原発事故による風評被害を受けたとして、甲府地方法務局に救済を申し立てていたことが分かった。福島から避難してきたことを理由に、人権を侵害されていた。同法務局が2日発表した。

同法務局によると、申し立てた避難者は、自分の子供が住宅近くの公園で遊ぶのを自粛するように、近隣住民から言われた。更に、保育園に子供の入園を希望したところ、原発に対する不安の声が他の保護者から出た場合に保育園として対応できないことなどを理由に、入園を拒否されたという。

同法務局は、避難者が相手への接触・調査を希望せず、地域への啓発を強く希望したことから、風評に基づく偏見や差別をしないよう呼びかけるポスターを掲示。また、自治体広報紙への広告掲載や自治会でリーフレットの回覧を依頼するなどの啓発も実施した。【水脇友輔】

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