中学生時代の僕にとって「woodstock」の意味は良くわからなかったけれど、なんか時代が変わっていくという高揚感を感じていた。東京の街は、70年安保に向けた街頭闘争が活発になったいたし、新宿西口『広場』ではフォークゲリラが展開されていた。海外の音楽シーンに影響された、ちょっと背伸びをしていた中学生の僕にとって、街での出来事全体が刺激的で、保守的な思想や体制を、音楽や芸術が壊していくんじゃないか・・・と勝手に想像していた。woodstockの映画を見たとき、ベトナム戦争をしている当事者の国でこんなコンサートを開いてしまうんだ!アメリカって凄い国だなと率直に感心していたことを覚えている。この頃から、「ニュー・ミュージック・マガジン」を買うようになり、ベ平連の集会を遠巻きに見に行くようになり、デモの横を歩いたりもしていた。今の僕に続く左傾化とひねくれのはじまりだ。今思うと、感覚的に反体制の方がかっこよく思えたんだろうな。
久しぶりに朝まで仕事をやる羽目になったので、2枚組CDを聴きながらPCに向かっている。合間合間にブログを書いてあんまり効率的じゃないな・・・.仕事に集中しないとね。
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