2012年5月31日木曜日
Prince/ When Doves Cry 今日の朝イチ音楽
1984年に発表されたサウンドトラック「Purple Rain」からの選曲。久しぶりに聴いたけどやっぱり格好良い。
明日までに企画アイデアを送らなければならないんだけど、なんか頭が動かないし身体がだるい。もう少し頭の中で、アイデアを形にしないと、アイデアメモとはいえ人に見せられる状態にならないな・・・気晴らしに銀行に記帳でも行ってこよう!月末だもんね。ついでにお昼のお弁当も買って、午後に備えよう。なんか不調な午前中だな・・・
大飯原発が再稼働しそうな雰囲気になってきた。
原発反対と言っても「電力不足をどうするのか!」の恫喝の前にみんなトーンダウンしてしまう。実際、安定した電力と電圧の確保は産業界にとっては死活問題だ。以前、資源エネルギー庁が主催する電気の生産地(電気の故郷)と電気の消費地(都市や工業地帯)の相互理解を目的としたシンポジウムの制作を担当したことがある。その時、何人かの生産業の方達にヒアリングにうかがった。安定した電力確保を前提として、24時間操業可能な工場が建設されていること。特に、安定した回転が求められるモーターを使用する製造業にとっては、大容量で安定した電源確保が生産の原点であること・・・等々うかがった。また、電気の生産地の方々からは、原発を含む発電所により、固定資産税収入だけではなく、地域の雇用や地域活性化が推進されていること、原発地域と言われるが地球温暖化の防止にも役立っているのだという誇りもあると言うこと等をお聴きした。
また一度稼働した原発は、このブログでも度々書いてきたけれど使用済み核燃料が保管されていて、その処理方法が定まっていないから、廃炉にしたからと言ってすぐに安全になるわけではない。だから地元の方々は、即刻原発が安全に撤去されるなら良いけれど、危険性はそのままに、保安要員だけで原発を地域に残されてはたまらないとの想いも強いと思う。
オヤジは原発に反対だ。将来に向けて安全に全ての原発を廃炉にすべきだと考えている。
でも現実的には、安定した電力を供給しながら、廃炉にかかる費用や原発に変わる再生可能エネルギーの開発費用を捻出していかなければならない。安全確保と本当に安全に廃炉にするためにどれほどの費用がかかるのか、本当のところは誰も分かっていない。そんな危険でやっかいなものを何十年も使い続けてきてしまった僕らは、本当に取り返しのつかないことをしてしまったのだ。
だからといって、簡単にギブアップするわけにも行かない。そのためには、今できる安全確保に向けた最良の方策を追求した上で、原発を再稼働(大飯原発の3号機や4号機のように1990年代以降に建設された原発に限って)させながら、廃炉に向けた工程をしっかりと歩むべきだと思う。なんせ1つの原発の廃炉から解体までに20年以上の年月が必要なのだから、いっぺんに50基の原発を廃炉にすること自体が現実的でない。ライフスタイルのシフトチェンジにより、温暖化防止を進め、確実に原発を無くしていくことが、「原発」を作ってしまった世代の責任だとおもう。
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