良く見えないかもしれないけど、写真の中央に鳩の巣があります。事務所のエントランスの白樺に先月初め頃から巣作りがはじまった様な気がしますが(良く鳩がベランダにいたので)、12日に枝落としをお願いした植木屋さんが、巣を発見しました。巣の中には2羽の雛がいるようで、エントランスの白樺の枝落としは見送り、雛が巣立ってからすることにした所でした。毎日巣を見ると、親鳥が白樺に同化しながら雛を育てているのが見えました。なんか愛おしくて、大きな音を立てないようにとか、温かく見守っていました。
ところが今日の朝、エントランスの花壇に水やりをしようとホースを引き出していると、2羽のカラスが鳩の巣を襲っているところに遭遇しました。急いで、ホースの水をカラスに向けたところ、雛をくわえて飛び去って行きました。一瞬の事でしたが、カラスが雛をくわえていたのはしっかり確認できました。その後、親鳥が巣に戻ってきて雛を呼ぶように鳴き続けていました。
自然界では当たり前のことでしょうが、目の前で雛がカラスに捕食された所を見るのは初めてのことだったので、結構動揺しました。カラスに憎しみというか怒りを感じました。ペットではないけれど愛おしいという感情が芽生えていたからだと思います。
おじさんにも、けっこうやさしい気持ちがあるのですよ。
綺麗な景色を見て自然を感じることは良くあるけれど、事務所のエントランスで「弱肉強食という自然の摂理」を強烈に感じるとは思いませんでした。また、親鳥は戻ってくるのかな・・・
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