2012年9月15日土曜日

The Allman Brothers Band/Dreams 夢の大往生


 1974年に発表されたコンピレーションアルバム「Beginnings」からの選曲。

先月仲間が他界してから、なんとなく「死に方」を考える事が多くなった。自分自身還暦も近づいてきたからかもしれないし、母が入所している施設で,たくさんの高齢者に接することが多くなったからかもしれない。
「死にたい」と思うことと、自分の「死に方」を考えることは全然違う。
自分にとって「良い死に方」ってどんなだろうと想像することは、今の自分の生き方を見つめ直すことにつながると思う。例えば、家族や友人に見守られて「惜しまれながら」死んでいくためには、見送ってくれる家族や友人と良好な関係性が必要だし、惜しまれるだけの仕事や役割を担っていなければならない・・・と思う。
と考えると「良い死に方」は中々難しい。その上、死に時というタイミングもある。長期入院した上で死ぬのも,周囲に迷惑をかけて「良い死に方」とは言いにくいし、還暦と同時に逝ってしまうのもちょっと早すぎて仕事仲間や会社にも迷惑をかけそうだ。「良い死に方」を夢見ると、今をしっかりと生きること!って結論になってしまう。

がむしゃらに働いてきたけれど、ゆったりとした老後を過ごせるほどの蓄えがあるわけではないし、これまで仕事のしすぎで家庭を犠牲にしてきたって自覚もある。還暦過ぎて急に連れ合いと毎日家にいても,彼女だって迷惑だろう。80過ぎまで長生きして娘に迷惑をかけるのも気が引けるし・・・そう考えると遺書は毎年チャンと書いて、65歳くらいまで頑張って仕事を続けて、70歳を迎えるちょっと前くらいに、ポックリと逝くのが理想的な感じかな。さすがにその年位までには母も先立っているだろうから親不孝にもならないし、まだ家族や友人そして仕事仲間も「惜しんでくれそう」。夢の大往生だね。

「リタイヤして第二の人生を楽しむ」なんて発想が全然湧いてこないのは会社勤めじゃなく,自分で好き勝手に会社をやってきたからかもしれない。これまで充分楽しい人生送ってきたから、このままゴールでいい感じ。
夢の大往生のため、今は家族や仲間を大切にしながら、ちょっと身体に気を遣って、仕事を続けましょう・・・

眠れない夜は,変なこと考えてしまうよね・・・でもお陰で,少し眠くなってきた。家に帰れば眠れるかも知れない。
明日は午前中お休みします。

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